スキャナー・ダークリー』をシネセゾンにて。リンクレイターすごい。この方法でなければ撮れなかった映画なんじゃないかな、と思いました。
イカとクジラ』武蔵野館にて。ウェス・アンダーソン的。
TOKYO LOOPイメージフォーラム佐藤雅彦さんの一人勝ちって感じがした。
フランキー・ワイルドの素晴らしき世界シネ・アミューズにて。全く期待せずに観たら意外と良かった。

『ナチョ・リブレ』をセゾンで。良かった。音学がダニーエルフマンだったかな、ツボだった。ジャック・ブラックは天才だなあと思う。真剣な顔もコメディな演技もできて。西田敏行みたくなってほしい。
『キング 罪の王』をCQNで。混んでた。ほぼ満席。えーなんか話の展開に無理がない??と思う部分もあったのだけど、とにもかくにもガエル氏のセクシーさが。
イルマーレ(韓国版)』『ウェイキングライフ』『ストレンジャーザンパラダイス』『テス』『僕のスウィング』『やさしくキスをして』などをDVDにて。その中でも特に良かったのがマイケル・ウィンターボトム監督の『ひかりのまち』。原題はWONDERLANDで、そっちのが良かったとおもう。主人公のナディアと、彼女の家族の生活数日間を描いた映画です。色がとてもきれいでファッションもかわいくって、でも全体的に寂しい感じが漂っていて、良かった。自分とナディアが重なる部分がたくさんあって、分かるわあと思いました。

上野にて、『ダリ展』と『ベルギー王立美術館展』を。平日なのにダリ展混んでた。平日なのに、って大学生とか平日休みの会社員だってたくさんいるわけですが。しかし展示のされ方がいい加減だった。ちゃんと考えてたのかなあ、なんかとりあえず並べた感が否めなかったよー。スペインにあるダリ美術館に行ったとき、もっと感動したのに。ふうん、ていう感じでした。ベルギーの方は、フランドル派が好きということもあり、良かった。お客さんが少なかった、シニア層多し。

DVDで『クラッシュ』と『マンダレイ』を。マンダレイはやっぱり劇場で観たかったなあ。最近本にしても映画にしても差別に関することばっかりだ。まあ実際の世の中もそればっかりというとこはあるけども。

『私的生活』田辺聖子
ずっと前に林真理子がananかなんかで紹介していて、読もうと思っていた本。女性の心理、しかもどろどろした部分をとても上手に言語化してあった。すごくよくわかるけど、みんなああいうこと思ってるのかな。だとしたら、私も普通だなあと思いました。
『いのちの食べ方』森達也
読もうと思いつつ、食に関することだけだと思ってタイトルで避けてた。違った。非常に意義のある本ですよ。よりみちパン!セ自体がすばらしいけど、これは全国民が読むべきじゃないかと。みんなあまりにも考えてなさすぎだと思う。思考停止状態のまま、マスメディアに操られていて、これから日本はどこへ向かってゆくのだろう、と不安を感じる今日この頃です。