イゴールの約束」「ロゼッタ」をガーデンシネマにて。来月公開の「ある子供」の監督の特集上映。どちらもすばらしく、そして重かった・・。生き(抜い)ていくことの大変さを考えてしまいますね。イゴールの約束は、アフリカンの女性アシタがフランスで生きていくことの大変さ。私もいつか海外に住みたいって言ってるけど、実際いろんな辛いこと(精神的に)があることは容易に想像がつく。こないだも電車に乗ってる時、何もしてないのに教養のない人に酷い言葉を言われている白人の男性がいて、ほんとに悲しくなったし。ロゼッタは、トレーラーハウスでアルコホリックなお母さんを支えて暮らしている女の子ロゼッタが職探しに苦労する、そういう話なんですが、これもまた、職を選ぶことのできない人の日々の暮らしの大変さを思って辛くなった。毎日が必死で、安定してなくて、心の休まることがなくて、でも生きて行くためには現実を受け止めなくちゃいけなくて。観ていて心が痛くなる2本でした。「ある子供」も楽しみ。
「ALWAYS三丁目の夕日」を渋東シネタワーにて。諸事情により無料だったから観たけど、いやあこういうのは苦手。漫画は小さいとき父のビッグコミックを読んでいたので知ってるし、それはおもしろかったんだけど、なにも映画にしなくても。しかし堀北さんは意外にも演技が上手でびっくりしました、これから応援してゆきたいです。