SAYURI』をシネパレスにて。コメディみたいで可笑しかった。いろいろツッコミどころが多いですよね。スマステーションの月イチゴローで稲垣さんの言ってた感想のとおりのことを思った。日本人の英語はやはり工藤夕貴が一番じょうずだと思います。ついでですが、着物は体型的に昔の日本人に似合うようにできていることを再認識させられました。ツァンツィイーはキレイだしスタイルいいけど、でも着物はそういう人のものじゃなくって、小柄でちょっとぽっちゃりしたくらいの方が似合うと私は思っています。
『天空の草原のナンサ』をシャンテシネにて。平日でしたが混んでいました。モンゴルに住む遊牧民一家(父・母・娘2人・息子)。長女のナンサだけ、都市にある学校に行っていて(親戚の家から通ってるのかな)、学期が終わって帰ってきて、それとほぼ同時にお父さんは羊の毛を売りに都市に出かけて行って。だからほとんど子供と母の暮らし。この映画は実際にモンゴルに住んでいる家族をキャスティングしたそうで、会話や動きがとても自然でした。子どもたちがかわいかった、昔の日本のこどもみたい。ナンサはまだ6歳くらいなのに一人で馬に乗って羊を山まで連れて行ったりするんですね。そういった生活習慣や文化の違いも興味深かった。監督が女性だからなのか全体的に優しい空気が流れている、すてきな映画でした。
『ベルリン、僕らの革命』を新文芸座にて。ル・シネマでも観ましたが好きなので2回目。宗田理ぼくらシリーズが好きだった人は、この映画も好きなんじゃないかしら。