2006-03-22 ■ book ぼくとネモ号と彼女たち (河出文庫)作者: 角田光代出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2006/01/06メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 10回この商品を含むブログ (31件) を見る一人の男の子が、愛車であるネモ号に好きなものを詰め込んで家を出て、行く先々で女の子に会っては別れ、の繰り返し。人生ってほんとこんな感じじゃないかと。現時点でどんなに仲の良い人がいても、その人との関係がずっと続くとは限らないわけで。卒業前ということもあり、いろいろ考えてしまいました。リトル・バイ・リトル (講談社文庫)作者: 島本理生出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/01/13メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 18回この商品を含むブログ (105件) を見るそういえば、だいぶ前に読んだ。島本さんはすてきな文章を書きますね。日本人を<半分>降りる (ちくま文庫)作者: 中島義道出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2005/06/08メディア: 文庫この商品を含むブログ (15件) を見る街中にあふれる標語や音声案内をうるさいと感じ、なんとかすべくいろんなとこに訴える著者。学校や商店、会社に電話はもちろん、乗り込んで直談判まで。主張はわかるんだけど、なんだか暴力的な方法で戦っている様がどうにも受け入れ難かった。でもマイノリティの生き難さについてはいたく共感しました。